書評

シリコンバレーで「シリコンバレーから将棋を観る」の感想を書く

シリコンバレーに来てようやく、梅田さんの新著 シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代 が読み終わった。ここ1ヶ月くらいは、大好きな著者の本もまともに読めないくらいドタバタだったという反動を差し引いても、久しぶりに良い本に出会えた気がする…

サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台

「サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台」を読んだ。サッカー日本代表のマッチメイクの舞台裏についてここまで書いて良いのかというくらい詳細な記述でありながら、よくある暴露本の類とは一線を画した名著だ。サッカーという名の戦争―日本代…

「私塾のすすめ」から学んだ5つの教訓

献本ありがとうございました。 本書のオリジナリティは、「ぶっちゃけ具合」にあると思います。(特に齋藤さんが)「そこまでしゃべってしまっていいの?」という場面が多々あり、読んでいる側がひやっとすることが多々ありました。もしかすると酒入ってるん…

「ウェブ時代 5つの定理」:あなたと「5つの定理」の関係

まず、本の内容以前に、「ビジョナリーたちの名言リンク集」が既にウェブで公開されている。 http://www.bunshun.co.jp/umeda_web/umeda_link.htm普通に考えれば、でたばかりの本の内容の一部を惜しみなくウェブ上に公開するということを、出版社がやるとい…

『賢者の買い物』:価格comが何故、価格comたり得たのかがよく分かる一冊。

すごく面白かった。価格comというサイトは、実は相当すごいサイトで、本当に良く出来ていると感心ばかりしてしまうが、価格comというものがどうやって産まれて、どうやって成長し続けてきたのかが良く分かった。 1年間以上、ほぼ無収入で、ひたすら最安値を…

「ウェブ時代をゆく」は梅田望夫氏というオブジェクトコードを逆コンパイルしたソースコードそのもの。

献本ありがとうございました。(普通本を買っても、一冊を最後までしっかり読むことなんて無いのに、既に2回も読んでしまった。)ウェブに携わるエンジニアは「ソースを書けない奴は価値がない」と言いがちだが、ソースを書かない人の価値というのはこういう…

「反省 私たちはなぜ失敗したのか?」 鈴木 宗男/佐藤 優

この本は面白かった。元々、佐藤 優の本はかなり読んできた方だが、この本はこれまでの佐藤本とは比べものにならないくらい分かりやすく、かつ、「日本らしい」問題をえぐっている。鈴木、佐藤が外務省にいかにして「はめられたのか」ということが中心に書か…

「フューチャリスト宣言」:明るすぎる大人たちとその理由

「フューチャリスト宣言」は、梅田さんと茂木さんという二人の「フューチャリスト」の織りなす明るいメッセージが詰まった一冊であった。二人のとも「フューチャリスト」と呼ぶにふさわしいくらい、圧倒的に未来志向でとがった思想の持ち主で、読んでいるこ…

GWに読んだ本

たくさん読みました。後1日ですが、まだまだ読みます。僕の起業は亡命から始まった!―アンドリュー・グローブ半生の自伝―作者: アンドリュー・S・グローブ,樫村志保出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2002/09/26メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 22回こ…

ウェブ人間論

正月に「ウェブ人間論」を改めて読んだ。「ウェブ進化論」が「教科書」だとすれば、「ウェブ人間論」はそれに1対1に対応した「参考書」だと思う。高校生の時、教科書には必ず対になる参考書があって、その参考書には教科書の行間の説明や例題の回答が全て…

図解 株式市場とM&A

いろいろお世話になっている保田さんの処女作(?)である「図解 株式市場とM&A」を購入+読破。(何と、自宅近所の大きくない本屋にもあったので、びっくり(失礼)。)やはり具体的で、想像しやすい対象で書かれているので、すごく現実的で、すーっと頭に…

「半島を出よ」を上下巻ともに読破

さて、パリ行きの往復の飛行機の中で、「半島を出よ」を上下巻ともに読破。これだけの大作を読む時間が無かったのと、僕は飛行機のエコノミー席のような狭いところでじっとしているのがすごく苦手なので、こういった「のめりこむ」ストーリーの本は時間をつ…

「龍馬がゆく」

先日、盲腸で自宅でじっとしていなければならない時から「竜馬がゆく」を読み続けている。もう少しで幕府を倒すところまで来た。竜馬がゆく〈1〉司馬 遼太郎文芸春秋 1998-09売り上げランキング : 6,251Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 翔ぶが如く〈1…

技術と政治と世論と。。。

PCの米顧客満足度、AppleがDellを抜くPCメーカーに対する顧客満足度で、1999年以来トップを守り続けてきたDellをApple Computerが追い抜いた。8月24日に発表された米国顧客満足度指数(ACSI)で明らかになった。appleに切り替えた者としては、嬉しい限りです…

マッキンゼー流図解の技術ジーン・ゼレズニー, 数江 良一, 管野 誠二,

マッキンゼー流図解の技術ジーン・ゼレズニー, 数江 良一, 管野 誠二, 大崎 朋子発売日 2004/08/20売り上げランキング 1,138おすすめ平均座右の書としたい一冊Amazonで詳しく見るこんな本出してしまったら、彼らは商売ができなくなると思うのですが。。。 だ…

このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?

このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?ポー ブロンソン, Po Bronson, 楡井 浩一発売日 2004/06売り上げランキング 140おすすめ平均迷ったときにいろんな生き方を見てみる自分の物差しで自分を測る自分の生き方について改めて考えさせら…

バラバシのサマリ

バラバシ書評。http://smallbiz.nikkeibp.co.jp/free/RASHINBAN/20030110/102516/

一勝九敗

お勧め度:[★★★☆☆]Uniqloを作り上げた柳井さんの著書。 「一勝九敗」とのタイトルの通り、失敗しても諦めずに、必ず達成するとの意気込みが大切とのこと。激しく納得。 頑張ろう。

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

お勧め度:[★★★★☆]これまた、橘さんの著書ですが、投資というものを分かりやすく教えてくれていて、とっても勉強になりました。 特に印象に残っているのは、↓の2点。 1)不動産神話を見事に打ち砕いていた 2)今まで僕にとってあまりなじみの無かった保険…

得する生活―お金持ちになる人の考え方

お勧め度:[★★★☆☆]資本主義という経済環境下で如何に賢く生きていくか、ということを説いた本。 「経済的独立」という概念自体に非常に興味は沸くが、実現までの道は遠そうだ。

「豊かなる衰退」と日本の戦略―新しい経済をどうつくるか

お勧め度:[★★★★★]久しぶりに面白い本に会いました。 マッキンゼーの前社長の横山さんの著書です。 ここまで分かりやすく、経済という視点から日本の現状を書いた本はないのでは? 世直しの必要性を痛感させられました。

「原因」と「結果」の法則

お勧め度:[★★★★☆]何だか昔のすごい人の本だ、という理由だけで買いました。 なかなか深い本です。おそらく「自分のなりたい姿を思い描きなさい。その通りになります。」ということだと思う。 つまり、ネガティブなことを考えずに、成功のイメージを明確に持…

論文の教室―レポートから卒論まで

お勧め度:[★★★☆☆]卒論等に追われている人は、この手の本を買うこととをお勧めします。 やはり「郷に入りては郷に従え」です。

さらば外務省!―私は小泉首相と売国官僚を許さない

お勧め度:[★★★☆☆]外務省と小泉首相を実名で赤裸々に批判。 筆者の気持ちもよく分かるが、結局彼の主張は「今の政治ではダメだから政権交代をせよ」というだけである。 筆者は、外務官僚の堕落を痛烈に批判しているが、上記のようなことしか言えずVisionを示…

ユダヤ人大富豪の教え

お勧め度:[★★★★★]久しぶりにいい本を見つけました、否、教えて貰いました。 本田健著の本の中でもずば抜けていいのではないでしょうか。 日本人もユダヤ人のような行き方を迫られる時代になるかもしれません。日本人に突きつけられた課題があるとすれば、ユ…

波のうえの魔術師

お勧め度:[★★☆☆☆]ディーラーの姿をまじまじと描いた小説。 面白いが新鮮味が少なかったので、評価は辛め。

河野太郎の国会攻略本

お勧め度:[★★★★☆]ぼっちゃん二世議員かと思いきや、かなりアツイ人であることが判明。 国会の中を良く理解できますし、何より政治の勉強になります。

「幸せな小金持ち」への8つのステップ 〓人生の”宝探しの地図”がここにある〓

お勧め度:[★★★★☆]お金=悪いものではなく、きちんとお金と向き合っていたので、大好きです。 続き(ユダヤ人大富豪の教え)を読みたいので四つ星。

カルロス・ゴーン経営を語る

お勧め度:[★★★★★]友達に勧められて、買いました。ゴーンさんの凄さが分かります。あまり前のことを当たり前に行うことの凄さ。