市場最強のソフト会社

AdobeとMacromedia合併で、MSの強敵誕生?


こういう嘘みたいな話が実際に起こってしまうからビジネスは面白い。本当にびっくりしたものだ。。。

個人的には、PDFは大嫌いで、Flashは大好きなのだが、ともあれ統合されるというのは何とも夢がある話ではないですか。


MS vs Googleに代表されるように、PCの「こちら側」と「あちら側」という軸で考えてみると、PDFとかFlashというのが潤滑油のようになると思うわけです。どういうことかというと、ブロードバンドになったとは言え、やはり「こちら側」の方が未だに表現能力という点ではリッチなわけです。リッチというのは、複雑な処理が可能という意味でもあるし(例えばblogよりもMS Wordの方がいろんな装飾ができる)、なんと言ってもユーザビリティが高い(例えば、Picasaの方がYahoo! Groupsの写真共有よりも使いやすい)のです。


ところが、FlickrのようにFlashと簡単なアップロードソフトのようなもので、「あちら側」が「こちら側」と繋がってしまうと、もはやあちらとこちらに壁はなくなるのでは、と思うわけです。では、その「つなぐ」仕事は誰がするのか、という疑問に対しての明確な回答が今回の合併なのでは、とも思うわけです。そういう意味では、MSにもGoogleにも提供できないような価値を提供できる会社になったなぁと期待しています。