「私には不逮捕特権がある」

「私には不逮捕特権がある」 中西一善衆院議員


またしても香ばしい出来事が起こったわけです。

まずもって、この訴えた女性がすごい勇気あるなぁということです。もちろん、政治家だと知らなかったとしても、なかなか勇気のある行動ですよね。警察もそんなんで動くんかいとか思ってしまいますし。


さて、本題の方ですが、もちろん自民党の切り捨ての早さはあらゆる意味ですごいと思いますし、見習いたいと思う反面、怖いなぁと思うわけですが、


 「いきなり抱きつかれ、胸を触られた」という女性の訴えに基づき、現場から約30メートル離れたスナックで、数人の署員が酒に酔った男に声を掛けた。「おれは何もしていない」という男を麻布署に同行した。

 取調室で、男は「何だ」と不機嫌そうな顔をした。「不逮捕特権がある」。独り言のようにつぶやいた。


こうなってしまうと、いかがなものかと思います。「不逮捕特権がある」というのは周囲に言われることであって、自分からその権利を振りかざすということは本当に醜いなぁと思いました。


やはり、人間は生き様というか生きる姿勢そのものがもっとも重要であって、こうなってしまっては、格好悪いという一点のみにおいて情けないですね。


というか、自民党もこの辺の報道を制御しろよ、とか思いつつ、こういう女と金と権力が好きな人がたくさん政治家になってしまうような社会はいかがなものかと思う今日このごろでした。