プロレスへの憂鬱

今日、新日本@両国に逝ってきました。友人と友人の彼女の3人で。


全体としてはすごく満足しているのですが、メインが寒かったです。小島は必死に盛り上げようとしていたのですが、中邑が最悪でした。

テレビでは分からないのですが、試合はふつう、20〓30分程度かかります。テレビにはその一部、盛り上がったところだけが放映されるのですが、会場ではその盛り上がる課程さえも、評価されます。


中邑はメディア受けがよく、いろいろちやほやされていますが、新日本としては天山を大事にしている。。。その理由が分かりました。


中邑は体のキレは素晴らしいのですが、プロレスができない。今日のメインは60分ドローだったのですがどの試合よりも退屈でした。理由は、中邑がプロレスができないから。小島がラリアットを出しても、受けずに、カットしてしまうし。投げ技、打撃はほぼゼロで、関節技、それも腕ひしぎ逆十字のような技ばかり。客からは、随分と野次が飛んだ試合でした。


他方、天山は技の受け方、それを利用した試合の盛り上げ方が非常にうまい!この差がもろに出た1日だったなぁと。


もちろん、興行としてはすごく満足ですし、新日本は今でも大好きなのですが、メインがこういう状態になってしまうと、ちょっと残念だなぁと思いました。人をどんどん回して、使い捨てていくWWEのようにはなってほしくないなぁと。ファンが喜ぶ試合ができる選手になってからメインに出てきてほしいなぁと思いました。


PS

はじめから小島が防衛するとは思っていました。というのは、5.14ドームで小島がベルトを持っていた方が、新日本が儲かるから。全日本のファンも来るでしょ?


他方、新日本としても中邑に負けてしまっては困るということで、引き分けという結果だったのだと思います。余談。