Googleはみんなのもの?

Googleの広告システム変更で広告主から苦情

新システムによってマイナスの影響を受けた顧客らが、人気の高いキーワードを競り落とせるだけの資金力を持った広告主を優遇するものだと訴えている。

検索広告の“勝ち手”を探すGoogle

Googleは検索広告の次なる一手として、「コンテキスト広告」のSprinksを買収。顧客を手に入れ、ライバルを排除するための買収とも言われるが、Sprinksの手法を採用することで、同社の技術主導のアプローチが変わるかもしれない。

Googleにとって、システム変更によって大口顧客が増えたのだから、ビジネス的にはそれでいいはずだ。
しかし、全世界でNo.1の検索エンジンだけに「ハイエンドB2B」だけで儲けようとすると、さすがに文句が出るのであろう。
もはやGoogleは(たとえIPOしていなくとも)「世界中のみんなのもの」のようだ。

柴田尚