メディア・コントロール

何故 古賀氏の前歴が1月の始めに暴かれ、そしてそのネタがもう収束したのか。

古賀氏スキャンダルによって得をするのは誰か

みなさん、いろいろな意見があるでしょうが、僕はここ2年くらいメディアというものを信じていない。
メディアというのはどうしてもコントロールされてしまう。
本当に客観的な報道なんてありやしない。

経済的な観点から、メディア業界の構造を見れば一目瞭然で、日本のメディア業界は本当に死んでいる。
どうして、あの業界に学生が就職したがるのかが分からないほどに。
地方のテレビ局、新聞社の筆頭株主は、キー局とかだったりする。そうでなくても、番組をほとんど買い取っていたりする。
こんな癒着状態で、結局はキー局がYesということを国民全員がシャワーのように浴びせられる。

では、なぜ、キー局と政治が癒着するかって?
答えは簡単です。テレビを放映するには、免許が必要でその免許制度を政治家が決めているから。そして、多くの場合、テレビと他のメディア(新聞等)はグループ企業である場合が多い。

これだけの説明で理解出来てしまうほど、腐った業界なのです。
真の意味で客観的な報道なんて存在し得ないと思っておりますが、主観的な報道で民に真意を問うようなメディアが作れるシステム(法整備)を望みます。

柴田尚