固定電話 vs IP電話

Skype、PtoPのVoIPソフトに電話会議機能を追加

同社は米国時間23日に、Skypeベータ0.97を発表した。このアップデート版では、最大5人までのユーザーがそれぞれの居場所に関係なく同時に会話できる電話会議機能が追加されている。Skypeソフトウェアのオリジナルバージョン同様、新バージョンも同社ウェブサイトから無料でダウンロードできる。

Skypeのサービスは、従来の公衆電話網ではなく、インターネットを通して通話ができるVoIP技術を利用したもの。ユーザー作成のグローバルディレクトリ、インスタントメッセージ、コールトラッキングやアラートオプションなどの機能を含むソフトウェアは、今のところ、パソコン向けのものしかない。しかし、同社はコードレス電話機のメーカーと共同で、Skypeと従来の電話の両方を利用できる電話機を開発中だという。同社はまた、このソフトウェアのPDA対応バージョンも、今後数ヶ月以内にリリースする予定だ。


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固定電話 vs IP電話という構造が明確化してきましたね。
「ブロードバンドの急速な普及によって、誰もがSkypeを利用できる環境が整った。インターネットを利用した電話技術はまだ初期段階にあり、我々の優秀な開発チームは、現時点で想像もできないような世界へ技術革新を導きたいと考えている」とあるが、日本の場合、家庭へのIP網が固定電話と同じ銅線に依存しているので、ビジネスモデルを考える上では非常に難しいですね。

柴田尚