貴族的生活が続いている件に関して

どうも研究に没頭しつつあります。


学術的研究というのは、激しくストレスが貯まる仕事であって、すげー当たり前に見えることとかを統計やらシミュレーションやらをがりがりやって、深く細く証明し続けるという仕事だと分かりました。


ビジネスの世界なら、「大体こんな感じだから、こうしましょう。以上」で終わるところが、「本当にそうなのか」を自分に永遠に問い続けるという仕事です。


やってみると、解きたい問題がはっきりしている場合、これはこれで楽しいなぁと思い始めております。とはいえ、やはりビジネスの世界と比べると、どうにも細かくて、精緻な作業です。他方、論文という高尚な言語で書かれたものを積み上げることで、世の中のイノベーションに激しく貢献しているとも思えるようになりました。


どうにも貴族的です。古代ヨーロッパの昔話で、1代目は貧乏、2代目は事業で成功、3代目は。。。何だと思います?芸術に走って、財産を食いつぶすという話を思い出しました。貴族っていつの時代も儲からないのかなぁと。


実家が資産家だったらよかったのに、と思うこともありますが、人のせいにしても仕方ないので、自分本位論で頑張ります。はぁ。