広告といふもの

最近、広告という商売をよく考える。考えるに至った動機はたくさんあるのですが。。。

広告というからには必ずそれを流すための媒体、メディアが存在する。


現時点で一番、大きな(市場規模という意味で)メディアは当然、テレビであって、新聞、雑誌、ラジオ、インターネットが追いかける形になっている。


興味深いのが、これらのメディアの中で免許が必要なのが、テレビとラジオの2つだけである。(新聞なんかはインフラを考えれば、ほぼ免許が必要なのと同義かもしれないが、例えば、孫さんくらいの人がやろうと思えばやれるはずなので。)


それで、何が言いたいのかと言うと、ラジオは大昔は多くの人にとって主たるメディアであったわけだが、テレビにその座を奪われた。今は、テレビがインターネットにその座を奪われる番だと言いたい。


もちろん、インターネットは多く言ってもブロードバンド普及率は40%程度だし、携帯と言っても70%くらいしか持っていない(通信可能となるともっと小さいはずだ)媒体であるから、インターネットがテレビを駆逐するという発想はするつもりはない。


現在、インターネットの広告というビジネスで最も成功しているのは、恐らくgoogleであるが、僕の中ではgoogle vs 電通博報堂という大戦が浮かんでしまう。


クリックカウントやその他インターネットならではの技術で激しく効率を重視して広告が出せるとすれば、テレビCMなど使わずに、インターネットだけで用が足せる場面が増えるだろう。もちろん、完全にalternativeが効くとは思えないが。。。


ただし、電波というような明確な利権がインターネットには存在しないので、インターネットが広告媒体として、トップの位置を占めることになった場合、どういう社会になるのかは予想できずにいる。さぁ、勉強。


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  ・0410.jp/memo/