政界・M&A

選挙協力は政界M&Aである。

政治の世界における有権者の持っている票とは、ビジネスで言うところの「資源」だ。
現在の「小選挙区・比例並立制度」という超特殊な「政策・規制」の中で、自民党公明党は自分たちの「資源」を上手く共有し、「パフォーマンス」を最大化している。

ここで僕の立場を明確にしなければならない。
1)個人的に、「二大政党制」がいいと思っている。理由は、歴史が証明してくれているし、何よりA or Bという2択の世界の方が誰にとっても分かりやすく、そういった意味で平等だと思うからだ。
2)当然、「政教分離」は行われるべきだ。

もう一つ考えたい。もし、万が一、万が一、…今回の総選挙で民主党が200議席を取っていたら、彼らは間違いなく野党連合を結集すべく動いただろう〓政権を取るために。
宗教を政治に利用するのはイヤだが、それよりもまずは二大政党制を確立し、きちんとVisionを示せる政治を行ってもらうために、「政界M&A」も悪くないのかなぁ、と思う今日この頃である。

柴田尚