時代の流れ

日産元社長、同友会元代表幹事の石原俊氏が死去

経済同友会代表幹事で、日産自動車社長を務めた石原俊(いしはら・たかし)氏が12月31日午前8時6分、心不全のため死去した。91歳だった。

1937年、東北大法文学部を卒業後、日産自動車に入社。専務、副社長などを経て、77年から85年まで社長、92年まで会長を務めた。大衆車「サニー」を世界のトップブランドに育て上げ、「販売の鬼」と呼ばれた。

85年から91年まで、経済同友会代表幹事を務めるなど、財界活動にも精力を傾けた。91年、勲1等旭日大綬章を受章。

今や、日産といえばゴーン氏だが、それまでの日産を築き上げたのは、石原氏。石原氏が退任後に日産が危機的になったのも事実で、やはりすごい方だと思う。
こういった方なくして、今の豊かな日本はあり得なかったわけだから。
僕は常に先人から学びたいと思っている。冥福をお祈りしたい。

柴田尚