Avex
この音楽のネット化に伴って、最もメリットを享受する企業の1社と目されているのが、独立系音楽ソフト会社のエイベックス・グループ・ホールディングスだ。その強さの背景と、今後の株価見通しを探った。
なるほど、さすがにそろそろ日本でも音楽ネット配信が避けられないと分かってきたとたんに騒がしくなってきた。
やはり、こういう場合に強いのは、avexなどの所謂新興勢力か。ともあれ、著作権周りを含めて、しっかりデジタルコンテンツの普及をしてくれることを期待しています。
少なくても、生活の中にネットが入り込んでしまっている人は、コピーコントロールされたCDを買おうとはあまり思わないのではないか。CDに入れるコンテンツを作る費用は一定なわけだから、後は、その作ったコンテンツで如何に商売をすべきか、という点だけを考えれば自ずと答えが見えてくると。
当然、今までは1000円で売れていたものが、iTMSで150円になったら、売る側はびびるわけで、150円でばらまいてもそれまで以上に儲かるかどうかがはっきりしない以上はやりたくないという心情も分かる。他方、「改革なくして成長なし」というのもまた事実で、ちょうど幕末の黒船に脅されながら、開国を覚悟した江戸幕府のような気分なのでしょうか。
